GCAIはあなたをグローバル人材に変えます。~GCAIスタッフからのMessage~
2017.3.31
GCAIで身につけられるスキルは、大きく8つに分けることができます。
これらのスキルは、なぜグローバル情報発信に有効なのか? なぜ、受講者のグローバルな活躍を後押しするのか?
GCAIのコンテンツ開発チームの3人が、カリキュラムに込めた思いを語ります。
●海外向けに分かりやすいPR動画が作れる
●SNSを活用して効果的に英語でPRができる
●商品やサービスの魅力を自分らしく英語で紹介できる
●外国人向けに魅力的なプレスリリースやチラシが書ける
●商品や観光地、サービスのユニークさや魅力を把握できる
●海外やインバウンドのマーケットニーズについてリサーチできる
●海外PR用のコンテンツにストーリーテリングを活用できる
●日本と海外のメディアの違いが理解できる
- GCAIコンテンツ開発チーム -
(写真中央)
GCAIチーフディレクター_石井清猛(いしい・きよたけ)●GCAIおよびJVTAのチーフディレクターとしてメディアコンテンツの日本語/英語版制作の最前線で活動。大学や高校における映像翻訳を通したグローバル教育プログラムの開発に関わる他、企業でのグローバルコミュニケーションスキル研修の講師を務める。明星大学非常勤講師。
(写真右)
GCAI総合プロデューサー_浅川奈美(あさかわ・なみ)●JVTAで経営企画・プロデューサーを務める傍ら、国内外の大学、高校、中学から招聘を受け映像翻訳に関する講義を行う。海外の映画祭では日本映画と日本文化の魅力を伝えるプログラムを企画。明星大学非常勤講師。
(写真左)
GCAI講師_ジェシー・ナス●GCAIを運営する日本映像翻訳アカデミー(JVTA)で、日本映画、テレビ番組、マンガなどのコンテンツを翻訳し、海外に発信する映像翻訳者ならびに映像翻訳ディレクターとして活躍している。
GCAIで得られる知識とスキルの中で、まず挙げられるのがグローバル情報発信に効果的な動画の作り方。いま、あらゆる人が動画で情報をキャッチし、アクションを起こしている。
浅川●「いまは動画の時代です。あらゆる人が動画を見て商品を知ったり、『買いたい』と思ったりしますよね」
石井●「たった15秒、30秒のものに、それだけ心を揺さぶるようなストーリーを語れるのがすごいです」
そんな動画を作ることを目指すのが、グローバル・パブリシスト養成講座の動画制作の講義だ。視聴者の印象に残るような動画は、ロジックさえ身につければ誰でも作れるようになるという。
石井●「記憶に残るような動画を作るためには“ストーリー”と“印象的な画”の両方が必要だと思います。短い尺の中でも、どういうストラテジー(戦略)をもって、どこにクライマックスを置いて…、とストーリーを考えれば、一つひとつの画が映えてきます」
GCAIチーフディレクター_石井清猛(いしい・きよたけ)
書くときは文法的な正しさよりも伝わることを優先する
動画だけではない。Facebook、Twitter、Instagram…。時の経過とともにさまざまなSNSが登場し、世界中の人がメディアとして活用している。
浅川●「インターネットが普及してから、多くの人が口コミやレビューを見て判断するようになりました。SNS上のリアルな声は、広告の宣伝文句よりも気になるものです」
石井●「SNSはバーチャルな空間でありながら、リアルな情報を得られるメディアだと思います。だからこそ、世界中で利用されているのではないでしょうか。その中で言葉の壁を越えて何かを発信したいとき、大切なのは文法的な正しさではなく、『本気で書いているんだな』『本当に言いたいんだな』と読み手に伝わることです。そんなライティング手法を私たちは“スプラッシュ・ライティング”と呼び、スキルとして習得できるよう、カリキュラムに織り込みました」
ジェシー●「SNSの英文投稿で情報を収集している外国人にとって、文法の正確さはそれほど気になるものでもないんです。それよりも、英語で伝えようとしている、グローバルに対応しようとしていると分かるだけで、とても良い印象を受けます」
GCAI講師_ジェシー・ナス
グローバル・パブリシストの“視点”がスキルの先に立つ
グローバル・パブリシストが目指す動画制作やスプラッシュ・ライティングはグローバルにメッセージを届けることが目的だ。だが、そのためには大切な前提があるという。
石井●「それが『商品やサービスの魅力を自分らしく英語で紹介できる』ということなんです。“外国人目線で商品やサービスの魅力を発掘できる”と言い換えることもできます」
ジェシー●「海外に向けて商品やサービスを伝える時に、どんな側面をピックアップするのか考えることだと思います。今まで良いと思っていたポイントは、もしかしたら、初めて日本に触れる外国人には響かないのかもしれない。そういった部分を見つけるのは、難しい作業なのかもしれません」
石井●「伝えたい相手に合わせて視点を変えられるのがグローバル・パブリシストです」
グローバルにメッセージを届けるためのトーン&マナー
GCAIでは海外メディアに向けた魅力的なプレスリリースや、外国人が思わず手に取りたくなるチラシの作り方も伝授する。
浅川●「プレスリリースもチラシも、ワンシートの勝負。プレスリリースを受け取った記者が『これを記事にしたい』、チラシを見た観光客が『これを食べたい』と思うかどうかが一枚に懸かっています。日本のチラシと海外のチラシって、トーンやマナーが全然違うんです。でも、国内では海外の人がどういうチラシを手に取るかを知るすべはありません。講座では外国人向けのPRに成功するチラシの実例を紹介し、さらには自分で作れるようトレーニングしていきます」
ジェシー●「日本にいる外国人は、英語で書かれたチラシを見つけても、見慣れないフォントの影響で読みづらさを感じてしまうことが、実は頻繁にあるんです」
浅川●「『柔らかい印象を出したいな』と思い“丸ゴシックで”英文を入れたとしても、果たして外国人が期待通りの印象を持ってくれるかといったら、そうでもありません。大切なのは効果的な方法を知ること。講座で学んで、外国人に分かりやすく伝わるものを作ってみましょう」
石井●「プレスリリースも同様です。海外向けならではのレイアウトやテキストの並べ方を知ることで、外国人記者への伝わりやすさは飛躍的に上がるでしょう」
GCAI総合プロデューサー_浅川奈美(あさかわ・なみ)
海外からどう見られているのかアンテナを張れるように
いま求められるグローバル情報発信と切り離せないのがインバウンド対応だ。そこで、GCAIでは商品や観光地、サービスのユニークさや魅力を客観的に把握し、さらにはグローバルなニーズをリサーチするスキルも磨く。
石井●「異文化を理解し、海外から見たらその商品や観光地、サービスはどのように映っているのか、アンテナを張るスキルです。相手の文化や慣習に寄り添った配慮ができるかどうかも、この中に入ってくるでしょう」
浅川●「それと、日本人にしてみたら毎日見るような面白くない景色でも、他の国の外国人にしてみたら、感動的に目に映るかもしれません。そういう人たちがいることを知るのも、これからのグローバル化社会に有効な知識です」
石井●「海外ではいま、日本の何が話題となっているのか? そのツボを押さえるためには、ふさわしい情報源からトレンドをキャッチすることが求められます」
いまのPRのスタンダード「ストーリーテリング」とは
海外に向けた情報発信に「ストーリーテリング」の手法を用いることはとても有効だという。そもそもストーリーテリングとはどんなスキルのことを指すのだろうか。
浅川●「CM動画を例に解説しましょう。最近のCMは『このサービスを利用したあなたがこんな風になる』ということをストーリーを通して伝えています。『こんなサービスがある! すぐ届く! ポイントもたまる』と情報を羅列しているものではありませんよね。動画を見た人はストーリーで共感し、他人事が自分事になって商品を買おうかな、と思うわけです。いまはプレゼンテーションするときも、何かをPRするときも、ストーリーテリングがスタンダードです」
そのストーリーも、日本のメディアと海外のメディアでは捉えられ方が大きく異なるという。その違いを学ぶのも、GCAIの特徴だ。
石井●「例えば日本の通信社が配信したニュースと、海外の通信社が配信したニュースとでは書き方や切り口が全く異なることがあります。同じ出来事やストーリーでも、国によって捉え方に違いがあるんです。グローバルに情報を伝えていくなら、この事実を知っておく必要があります。自分の情報発信が、想定通りに受け取られるとは限りません」
国ごとのメディアの違いにも注目するべきだとか。
浅川●「SNSを例にとると、国によってメジャーなメディアは変わってきます。例えば、インバウンドの最も大きな割合を占めているのは中国人ですが、中国ではFacebookを使わず、WeChatを使います。WeChatに載せるならどんなストーリーテリングをするべきなのか。グローバル・パブリシストはその国の文化背景を踏まえて、効果的にメッセージを届ける必要があります。他にはないそのための知識とスキルを、ぜひGCAIで習得し、自身の活躍に役立ててほしいですね」
GCAIは、世界へ情報発信する人材「グローバル・パブリシスト」を育成します。
随時、無料ワークショップを開催していますので、この機会にぜひご体験ください。