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なぜ「神戸ビーフ」 !? 外国人観光客こだわりの背景に意外なストーリー

2017.7.25
 
GCAIが課外アクティビティの1つとして定期的に開催しているのが東京・原宿駅周辺で行う「語学ボランティア」。受講生・修了生が講座で習得したスキルを発揮して外国人観光客のサポートを行うというものです。主に聞かれる質問は、「代々木公園はどこ?」「明治神宮に行きたいんだけど…」など、街の情報を知っていれば答えられるものばかり。
そんな中、語学ボランティアに参加する運営スタッフも思わず首をかしげてしまうのが「このあたりで“神戸ビーフ”を食べられる店はあるかい?」という質問。寿司でも天ぷらでもなく、せっかく日本に来たのだから神戸ビーフが食べたい! と切望する外国人がいることが、活動を通じて明らかになったのです。外国人が求める「神戸ビーフ」とは何なのか? 早速調べてみました。

神戸ビーフだからといって「神戸牛」という品種があるわけではない

「神戸肉流通推進協議会」の公式サイト(http://www.kobe-niku.jp/)によれば、「神戸肉・神戸ビーフ」とは兵庫県産但馬牛(たじまぎゅう)のうち、出産や去勢を経ておらず、なおかつ協議会が定めた格付けに合致するものを指すのだとか。つまり、「神戸ビーフ」とは高級牛の中からさらに選りすぐったもの指すブランド名。「神戸牛」という品種があるわけではないのです。平成27年度には6,605頭の但馬牛のうち、4947頭が“神戸肉之証”を付与されました。

始まりは19世紀の神戸港。2009年にはオバマ前大統領も舌鼓

19世紀に国際港として海外に門戸を開いた神戸。外国人が多く移り住んだ港街は、日本の伝統と外国文化が出会う交差点で、食肉文化が定着していなかった当時、一人のイギリス人が初めて但馬牛を食べたと言われています。農夫たちの作業用に使われていた但馬牛のおいしさが分かってからは、多くの外国船から牛の納入を求められ、いつしか「神戸ビーフ」と呼ばれるそうになったそう。2009年のオバマ前米大統領が来日した際も、食べたいものに神戸ビーフを挙げており、まさに、100年以上その名がグローバルに轟いていることが分かります。外国人が神戸ビーフを求めるのは、決して最近になって始まったことではないのです。

都内で神戸ビーフを食べられるレストランは?

そんな正真正銘の高級肉を、同協議会のお墨付きで食べられる店は都内にどれくらいあるのか? 先述の公式サイトでは「本物の神戸ビーフを扱っている店」を“指定登録店”として、紹介しています。

東京都内の「神戸ビーフ」指定登録店
http://www.kobe-niku.jp/shop/?prefecture=13&tag=3
数えてみると、都内ではなんとわずか17店! 
ここでなら、選りすぐりの「神戸ビーフ」を堪能できそうですね。現場の店員の方の実感としては外国人のお客さんは増えていて、神戸ビーフだと誰でも一目で判別するためのシールを貼るなどして対応しているとか。

もしも、海外から来た観光客や友人に「神戸ビーフが食べたい!」と言われたら?

とはいえ、高級店ばかりでは外国人の観光客や友人に気軽にオススメするのは難しいかもしれません。そこで「グローバル・パブリシスト養成講座」のジェレミー講師とジェシー講師に「高級店ではなくても外国人が大喜びする店」がないか聞いてみました!
●ジェレミー・クールズ講師オススメの店
黒毛和牛バーガー「ブラッカウズ」(恵比寿)
公式サイト:http://www.kuroge-wagyu.com/bc/
読者に一言:個人的には、外国人がいう「神戸ビーフ」とはざっくりと「日本で食べるおいしいビーフ」のことを指しているのだと考えます。東京・恵比寿にある「ブラッカウズ」は連れていくと皆喜ぶと思いますよ! メニューはバイリンガル表記だから、外国人も安心です。

●ジェシー・ナス講師オススメの店
しゃぶしゃぶ「温野菜」
公式サイト:http://www.onyasai.com/
読者に一言:コスパ良くもてなすなら“しゃぶしゃぶ”がオススメです。「温野菜」はあくまでその一例。厳密な神戸ビーフではないけれど、しゃぶしゃぶを初めて食べる外国人なら予想を超えるおいしさに必ず喜ぶはずです。Webサイトに英語版と中国語版のメニューが公開されているので、事前に食べたい物を調べていくといいかもしれません。もちろん、店頭にも英語メニューがあります。

外国人の視点に立って、情報を力強く届けるための講座が開講

GCAIでは外国人の視点に立って情報を発信し、商品やサービスの魅力を力強く届ける「グローバル・パブリシスト」を養成しています。10月開講の「グローバル・パブリシスト養成講座」に先立ち、7月28日(金)に参加無料のパネルディスカッション&交流会「GCAI LAB」を開催します。

GCAI LAB -5カ国代表が徹底トーク!ここがヘンだよ日本のインバウンド対応-
http://ptix.co/2uftRZJ
(こちらのページ経由でもお申し込みが可能です:http://www.jvta.net/tyo/0728gcai-lab/

外国人の心をつかみ、効果的に情報を届ける秘けつを、中・韓・米・英・日5カ国の視点で徹底トークします。アメリカ視点代表にはジェシー講師、イギリス視点代表にはジェレミー講師が、そして、日本視点代表には外国人に向けた情報発信の最前線に立つ「タイムアウト東京」のコンテンツディレクター・東谷彰子氏を迎えます。

今あふれる「外国人に向けた情報」が実際に彼らの目にどう映っているのか? 彼らの本音が聞ける
またとない機会なので、ぜひご参加ください。

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